時事と御書

毎月の座談会御書と御書講義御書及び教学部教学試験の研鑽についてのブログです。

4月度御書講義の御書 立正安国論

4月度(2017年|平成29年)の「御書講義」の拝読御書は「立正安国論」です。御書講義の拝読範囲は「主人悦んで曰く、鳩化して鷹と為り雀変じて蛤と為る~汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐をいのらん者か」(御書全集31ページ7行目~18行目、編年体御…

3月度座談会拝読御書 経王殿御返事

平成29年(2017年)3月度の座談会御書は、「経王殿御返事(きょうおうどのごへんじ)」です。「強盛な信心で妙法の功力を引き出す」こと、また、「自身の仏界を現すための御本尊」であることを学んで参りましょう。 経王殿御返事の背景と大意について 本抄は…

2月度座談会拝読御書 妙一尼御前御消息

平成29年(2017年)2月度の座談会御書「妙一尼御前御消息(みょういちあまごぜんごしょうそく)」では、「“苦難の冬”を“勝利の春”に」、また、「凡夫が必ず仏に成る仏法」ということを学んで参ります。 妙一尼御前御消息の拝読御文 『法華経を信ずる人は冬の…

檀越某御返事

檀越某御返事の全文となります(日蓮大聖人御書全集1294ページ15行目から1295ページ10行目)。 「御文うけ給わり候い了んぬ」から「今度心み候わばや」のところでは、値難への不退の決意を述べられています。 続いて、「事事さてをき候いぬ」から最後のとこ…

檀越某御返事 12月度座談会拝読御書

2016年12月度の座談会御書は「檀越某御返事(だんおつぼうごへんじ)です。 拝読の御文では、自分の今いる場所が挑戦の舞台である。粘り強く社会で勝利の実証を示すことが真の仏法の証しであると御指南されています。 拝読御文は以下のとおりです。 御みやづ…

12月度座談会御書 檀越某御返事 師子王御書の未来部向け講義

平成28年(2016年)12月度の座談会御書となる「檀越某御返事(だんおつぼうごへんじ)」について、少年少女部員向けの講義内容をご紹介します。 以下、御文と通解の後に、成年向けの講義の要旨を示し、次に、少年少女部員向けの講義内容を記します。 今回の…

2月度座談会御書の講義 妙一尼御前御消息と御文:冬は必ず春となる

冬は必ず春となるテーマとした妙一尼御前御消息(平成24年2月度座談会御書)の以下の記事は、私が行った座談会御書の講義の実際です。参考になりますかどうか。 冬は必ず春となるで有名な妙一尼御前御消息は、建治元年(1275年)5月、日蓮大聖人が54歳の御時に…

3月度座談会御書 兵衛志殿御返事講義 三障四魔に賢者はよろこび愚者は退く

今回拝読する平成26年(2014年)3月度の座談会御書、「兵衛志殿御返事(三障四魔事)」は、本年11月に実施される任用試験の出題範囲にもなっています。 兵衛志殿とは、大聖人の門下、池上兄弟の弟・池上宗長(いけがみむねなが)のことで、本抄はこの宗長へ…

6月度座談会御書 妙心尼御前御返事の研鑽と講義

別名を「病之良薬御書(びょうしりょうやくごしょ)」と言う、妙心尼御前御返事(みょうしんあまごぜんごへんじ)が、平成26年6月度の座談会御書です。 「病によりて道心はをこり候なり」というところが特に重要です。病気という苦悩を因に、仏法を求め、現…